福島県会津若松市生まれ。幼稚園児の頃、テレビでロシアのバレエを観て衝撃を受け、長谷川宣代のもとでバレエを始める。青山学院大学英米文学科在学中(専門はヴァージニア・ウルフらのstream of consiousness)にニューヨークに留学。イリヤ・ガフト、グレゴリー・キング等に師事し、マリインスキー・バレエとアメリカン・バレエのスタイルを習得。また、イガール・ペリーのスクールではコンテンポラリースタイルを学び、カンニングハムスタジオ、トリシャ・ブラウンのスクールでそれぞれのモダンダンスのテクニックを習得したほか、ジョフリー・バレエ・スクールのコンポジション(振付専修)クラスを首席で修了。NYUで「西洋舞踊概論」を専攻し、SVAでは写真を学ぶ。 90年代後半から2000年代の前半まで、ニューヨークのコンテンポラリー・ダンスの振付家たちと創作活動を共にし、北米、イタリア、フランス、南米の、様々な劇場で踊った。また、コルシカ島の海の祝典、ロメ・ロパ(ローマ・ヨーロッパ・フェスティバル)、フロレンス・ダンスフェスティバル、ハーバード・ダンスフェスティバル、アメリカン・ダンスフェスティバル・イン・ダーハムなど、欧米の主要なフェスティバルに多数招聘されている。さらにニューヨーク現代ダンスの主要な劇場、DTW、PS122、DIA、St.Marks CHurch、ムーブメント・リサーチの多くのプロデュース公演に出演。その舞台はニューヨークタイムスに「時空を超えてやって来たニンフ(少女の妖精)」と評され、リーマン・フェスティバルでは「超絶的なソリスト」に選出された。