野間重喜展
 
NYティファニーの元デザイナー(日本人として初めて)として働いていた野間 重喜さんの個展を銀座に訪ねる。自由奔放なイメージ群が目に飛び込む。お腹から腸が飛び出ていたり、話だけ聞くとエグそうだが何せ色彩が軽やかで豊かなので、さらりと楽しめる。臓器は感じるだけで見ることができないが確かにこの体内に存在してそれが表に飛び出してキテレツに描かれているのが興味深い。
米国NY、この街の過剰なエネルギーの洗礼を受けた経験を持つアーティストは、テーマ、方法や形は異なれどどこかでそのエッセンスが宿る気がする。
2022年10月29日土曜日